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自転車保険は必要? 加入は義務? 選び方をご紹介

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普段の生活で自転車を利用している方、もしご自身が事故を起こした場合・事故を受けた場合を想像したことありますでしょうか。

自転車生活の中で、自分がいつ事故に巻き込まれるかはわかりません。

そのため、保険加入は必須です!

本記事では、自転車保険についてご紹介します。

この記事を参考に、今必要な保険を考えてみてください!

 

 

なぜ保険に入る必要があるのか?

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日常生活の中で私達は様々な「リスク」と隣合わせで生活しています。

 

近年では、生活水準の上昇に伴う支出の増加、消費税10%による家計負荷、

その他にも交通事故のケガ、運動中のケガ、自転車運転中のケガなど、死亡や災害、病気やケガは、いつ起こるか分かりません。

また、長生きしても十分な収入が継続的に得られるとは限りません。

そのため、保険に加入し「誰かが事故した時に皆でお金を出す代わりに、自分が事故した時に皆に助けてもらう」これが保険の基本で相互扶助なのです。

 

でも、なぜ払う人よりもらえる人の方が少ない保険が成り立つのでしょう?

それは「誰にでも起こりうるリスク」だからです。

どんなに可能性が低くても、万が一の出費のために保険に入っておきたいのが人の心理。がん保険、火災保険、地震保険、高額医療保障など、想定できる「保険事故」に合わせて保険は存在しています。

  

自転車保険ってなに? 加入は必要? 

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現在・これからの暮らしで自転車を利用する方で、自転車保険をお悩みの方がご覧になられていると思います。

自転車を使用する方なら必ず入っておきたい保険ではありますが、問題はその中身です。きちんと選んで加入しないと、お金のムダ使いになってしまいます。

自転車保険とは、自転車に乗っている間に発生した損害を補償する保険です。
自転車に乗っている間に発生した損害は大きく2点から構成されています。

  • 自分のケガ   → 傷害保険
  • 相手への賠償  → 賠償責任保険

自転車保険は、上記2つがセットになったものが一般的となります。

一昔前までは「自分のケガ」つまり傷害保険がメインで販売されていた保険です。

近年では自転車による深刻な交通事故が多発しており「相手への賠償」が注目されるようになりました。

それでは、傷害保険と賠償保険についてみていきましょう。

 

傷害保険(自分のケガの補償)について

自転車に乗車中の転倒や、車や物に衝突した際にご自身のケガの費用を補償する保険です。

自転車保険では自動車保険等とは異なり、ほとんどが通院や入院日数による支払額算定となります。

なので、保険を選ぶ際は以下の点に注意して選んでください。

自転車 傷害保険の費用の種類

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傷害保険を選ぶ際は、上記の点を確認しながら選ぶようにすると良いと思います。

支払い保険料が極端に少ない保険は、もしもの事故のときの補償も頼りないものが多です。

 

 賠償責任保険(相手への賠償を補償)について

相手への賠償の保険は、「日常生活賠償」や「個人賠償」と記載されていることが多いです。

相手への賠償というと、自動車保険の対人賠償や対物賠償がイメージされ、それぞれ独立した賠償金額が定められていると想像される方も多いと思います。

ですが、自転車保険は、相手への賠償の中に「対人+対物」の両方の補償が含まれています。

★損害賠償保険(相手への賠償を補償)を選ぶ際の注意点

自転車保険は、対人と対物が損害賠償保険の中に含まれていることはご紹介しました。

死亡事故や重傷事故では治療費だけでなく休業損害・慰謝料等が発生します。

全てを含めると数千万円の賠償額になる場合があります。

つまり、高額な損害賠償に耐えられる保険を選ぶことが重要です。

 

自転車保険の加入義務化されている地域はどこ?

自転車は立派な車両であり、歩行者とぶつかることで相手に思わぬ怪我をさせてしまいます。場合によっては相手をを死なせてしまうこともあり、9500万円もの賠償を求めた判例もあります。(2013年 神戸地裁

相手への賠償の高額化に伴い、一部地域では自転車保険の加入が義務付けられています。

なお、損害賠償保険(相手への賠償を補償)に加入していれば条例上問題ありません。

加入の「義務化」は、9つの自自体が行っております。(2019/2 現在)

加入を「努力義務」とする自自体は、10箇所もあります。(2019/2 現在)

※その地域の住民でなくても、義務化地域を自転車で通る場合は、自転車保険の加入が義務づけられる場合があるので注意が必要です。

 

費用(保険料)はいくら?

費用は一月当たり:100円~1,000円程度となります。

傷害保険は入院日額10,000円、賠償責任保険は1億円あたりがあれば安心できます。

また、自動車保険義務化の条例上は、賠償責任保険のみ装備していれば問題ありませんので、100円代のもに加入しておくのも良いとは思います。

■自転車保険の参考例
保険会社 一ヶ月保険料 傷害保険 賠償責任保険
入院日額 通院日額
au損保 600円 12,000円 2,000円 3億円
楽天損保 135円 1,000円 0円 1億円
サイクル安心保険 103円 0円 0円 1億円
エアトリ 300円 1,500円 0円 1億円

 

まとめ

自転車を使用される方が加入しておきたい保険が、「自転車保険」です。

昨今の損害賠償高額化により、地域によっては加入義務とされているところもあるため、自分を守るためにも是非加入しておきたいですね。

また、損害賠償保険のみなら100円代からあるため、家計に負担をかけないのも助かりますね!

また、補償の対象が「個人向けのプラン」や家族まとめて補償対象となる「家族プラン」もあります。

安心して自転車を利用するために、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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